【報告】ロングトレイルハイカー入門講座2022 (4)
開催日:2022.09.10
【報告】ロングトレイルハイカー入門講座2022 (4)
イベント
オンライン講座

第4回 【オンライン講座】もしもの時の対応を身につけよう

※新型コロナウイルス感染症拡大につき、佐久圏域の感染警戒レベルが6となったため、
 オンライン講座に切り替えて開催した。


日 時:
2022年9月10日(土)13時~16時
内 容:
登山中の「もしも」とは、「もしもの時」に陥らないための事前準備、持っておきたい装備、「もしも」に備えた心構え、知識、事前募集した質問への回答など

松尾 雅子■講師
松尾 雅子 (信州登山案内人、中央アルプス地区山岳救助隊員)
神奈川県出身。幼少期より外遊び、冒険、キャンプ、登山が大好き。百戦練磨のアウトドア経験&日本の屋根を闊歩。「それはカッコいいか、今楽しいか。全力で取り組んだか。練習は裏切らない」を自問自答。4人の子育てを経た肝っ玉母ちゃんガイドとして、コミュ力、安全管理能力に定評がある。ニックネームは「アルプスのはな」

参加費:
2,000円
参加者:
9名(定員 30名 申込者 9名)

 

■講座レポート

(1)登山中の「もしも」とは、もしもに陥らないための事前準備、装備(60分)

「もしも」とはどういう状況なのか、「もしも」に対する不安を取り除くためにどういった装備が必要なのか、なぜその装備が必要なのか。講師の問い掛けるような口調に、参加者自身も考えながら講義が進んでいく。装備は持っているだけでなく、使い方を練習することが必要、と講師から具体的な練習方法が提示された。

(2)「もしもの時」に備えた心構え、知識(60分)

「もしも」に備えるためには知識も必要。登山中に起きてしまう体調不良の原因と、救急法の基本的な考え方について学ぶ。生理学を理解することで、「もしも」に陥る前の対策はもちろん、陥ってからでも落ち着いて対処することにつながる。最後に、事前に参加者から募った「登山中の不安」に対して、講師が考える対処法を教わった。

(3)質疑応答(30分)

最後に質疑応答の時間を設けた。悩みがちなレインウェアを着るタイミング、悪天候時の撤退の判断の仕方、滑りやすい木道の歩き方、簡単にできる三角巾の使い方など、質問は多岐にわたった。


■参加者の声(アンケートより)
  • 日頃疑問に思っていたことを事前に質問でき、また詳しくご回答いただき、ありがたく思いました。講座全般にわたり、知らなかったことばかりでしたので、今回受講できて本当に良かったと思います。先生の幅広い知識とご経験からのお話、楽しく受講ができました。
  • 講師の方の実際の行動を例に出して進めてもらったので、とても分かりやすかったです。
  • 自らの体験による細かなアドバイスが、とても響きました。これからも自分の足で知識を身につけていこうと思います。

《参考(オンライン切り替え前の予定内容)》

第4回 もしもの時の対応を身につけよう
日 時:
2022年9月10日(土)13時~11日(日)15時
内 容:
1日目(机上) 「もしも」の状況に陥らないために、装備の研究、心構え、知識や工夫など
2日目(実習) 2日目(実習) 屋外実習・危険予知ハイク「布引観音コース(約5km)」
講 師:
松尾 雅子
参加費:
7,000円
申込者:
33名(定員 16名)

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