【報告】ロングトレイルハイカー入門講座2022 (5)
開催日:2022.10.22~10.23
【報告】ロングトレイルハイカー入門講座2022 (5)
イベント

第5回 ロングトレイルを縦走しよう


日 時:
2022年10月22日(土)13時~23日(日)15時
内 容:
1日目(実習) 安藤百福センター~みはらし交流館(約7km、テント泊)
2日目(実習) みはらし交流館~ねんぼう岩~高峰温泉(約10km)
(解散後、自家用車利用者は池の平口まで歩き ※+約3.7km)

堀江 博幸■講師
堀江 博幸 (アサマフィールドネットワーク代表、アウトドアプランナー)
千葉県出身。2002年、東京での銀行員の仕事に区切りをつけ、浅間山麓に移住。2006年、プロのネイチャーガイドとして〈アサマフィールドネットワーク〉を立ち上げ、浅間山麓の魅力を存分に散りばめたネイチャーツアーを開催。独自のアウトドア感覚で楽しめるツアーは首都圏を中心に口コミで人気が広がり、リピーターが絶えない。近年はアウトドアや農業を切り口にしたコミュニティ作りを進めている。

参加費:
8,000円(ほかキャンプ場使用料やテントレンタル代など)
参加者:
15名(定員 16名 申込者 44名)

■活動レポート 1日目
今回のテーマは「ロングトレイルを縦走しよう」。
2日間とも歩きがメインとなるが、所々で縦走のためのポイントを解説していく。初めはたくさんの荷物を背負うためのパッキングについてレクチャー。いかにコンパクトにまとめるかのコツを学んだ。
2日間かけて、安藤百福センターから標高2000mの高峰温泉まで歩く。初日のゴールは3時間ほど歩いた所にある「みはらし交流館」。道中は刈り取りを終えた田園風景と、浅間連峰を眺めながら歩くことができた。
 
みはらし交流館に到着後、基本的なテントの張り方を学ぶ。テント泊が初めての人が半分ほどいて、たくさんの質問が飛び交った。設営地は八ヶ岳連峰を望む抜群のロケーション。各々夕食を取りながら談笑する。夜は雲が取れ、星が瞬いていた。
 

■活動レポート 2日目
2日目早朝、氷点下近い寒さの下で各自目を覚ます。テント内の温度と外気の差で結露が生じ、テントはびしゃびしゃだ。結露の処理やテント収納のレクチャーを受け、初日に学んだパッキングを再度行う。
 
みはらし交流館から約6時間かけて、高峰温泉を目指す。紅葉真っ盛りのトレイルが気持ちいい。10kmも距離があるが、講師のガイディングによって、自然を楽しみながら歩くことができた。
 
道中、ねんぼう岩という高さ約30mの巨岩が現れた。ここで昼食を食べ、急登を上がっていく。くたくたになりながら全員でゴール。1泊の縦走体験で、荷物が重く、体力的にもきつかったと思うが、貴重な経験になったようだ。

■参加者の声(アンケートより)
  • 重い荷物を持って歩く大変さと縦走の楽しさがよく分かった。
  • 紅葉の中、講師の植物や自然についての解説が丁寧で良かった。
  • テントの設営や片付け方が今後、役に立ちそうだ。
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