【報告】大人のトレイル歩き旅講座2022(4)
開催日:2022.11.19~11.20
【報告】大人のトレイル歩き旅講座2022(4)
イベント

■第4回「ソロで楽しむ山歩き」

 

日 時:2022年11月19日(土)13時~20日(日)13時
杉本 晴美

講 師:杉本 晴美(登山・自然ガイド「山音(やまね)」主宰)
神奈川県出身。学生時代に過ごした長野の風景に魅せられ長野県信濃町に移住。田舎暮らしをしながら安全に自然を楽しむ山歩きをモットーに登山・自然ガイド、スキーガイド、自然体験活動指導などを行う。地元の妙高戸隠連山国立公園や上信越国立公園の山々、北アルプス、八ヶ岳を中心に、山城跡や古道なども広く案内している。
参加費:5,000円
参加者:16名(募集16名、申込者40名)

■活動レポート 1日目
コロナ禍でソロ登山のニーズが高まっているなか、安全に楽しむための準備やスキルを学ぶことを目的に開催した。
まずは講師の装備品を紹介し、最低限必要なもの、あると便利なものなど、自身の装備と比較した。透明なケースをザックに見立ててパッキングしたので、立体的に中身の確認ができた。
 
ビバークを想定して、それぞれツエルトを張る体験を行った。中に入って暖かさを確認。また、ロープワークは繰り返し練習して身に付ける必要性も学べた。
 
YouTube®で「山岳遭難防止ソング」を視聴して(そうよ そうなの 遭難よ~♪)、遭難しないためには道迷いを防ぐことが大切だと認識。講師が制作した立体模型を参考に、地形図の見方を学んだ。

■活動レポート 2日目
2日目は地図読みの実践で、浅間・八ヶ岳パノラマトレイルの布引観音方面に出発。地形図とにらめっこしながら、常に現在地を把握しながら進んでいく練習を行う。
 
参加者が順番に先頭を歩き、先読みしながらそれぞれのポイントまで移動していく。地図読みが初めての人も何人かいたが、ポイントを通過するごとにだいぶ慣れてきた様子だった。
 
途中コースから外れ、少し道が不明瞭な森の中も歩く。等高線だけだと分かりにくい隠れピークを予測しながら、繰り返し現在地と目標地を確認しながら進む。道迷いの危険性と予防についてたくさん学ぶことができた。

■参加者の声(アンケートより)
  • 装備品のチェックをしていただき、どれが必要か、不要かがよく理解できた。
  • 実際に歩きながら地図を見て、地形を見て確認していくのは面白かった。
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