開催日:2023.05.13~06.18
JAPAN TRAIL体験講習会
■日程および内容:
(1) | 2023年5月13日(土)13時~15時 事前オンライン講習 1泊2日で最低限必要な持ち物・装備、JAPANTRAILアプリ使用方法ほか |
(2) | 2023年6月17日(土)8時~15時 実践1日目(車坂峠~黒斑山~天狗温泉)集合:7:30高峰高原ビジターセンター駐車場 約12km 7時間(休憩込) 累積標高(上り約560m/下り約1120m) |
2023年6月18日(日)8時~13時 実践2日目(天狗温泉~小諸駅) 約9.5km 5時間(休憩込) 累積標高(上りほぼ無し/下り約750m) 解散:13:00小諸駅 ※高峰高原に駐車した方は、JR関東バスで戻り |
参加対象(3つとも該当する方)
- 長距離を頑張って歩ける人(1日6時間程度の山道を、10kg以上の荷物を背負って歩く)
- テント泊を経験してみたい人
- 18歳以上
講師
杉本 晴美
(日本山岳ガイド協会認定ガイド、登山・自然ガイド「山音(やまね)」主宰)
神奈川県出身。学生時代に過ごした長野の風景に魅せられ長野県信濃町に移住。田舎暮らしをしながら安全に自然を楽しむ山歩きをモットーに登山・自然ガイド、スキーガイド、自然体験活動指導などを行う。地元の妙高戸隠連山国立公園や上信越高原国立公園の山々、北アルプス、八ヶ岳を中心に、山城跡や古道なども広く案内している。
(日本山岳ガイド協会認定ガイド、登山・自然ガイド「山音(やまね)」主宰)
神奈川県出身。学生時代に過ごした長野の風景に魅せられ長野県信濃町に移住。田舎暮らしをしながら安全に自然を楽しむ山歩きをモットーに登山・自然ガイド、スキーガイド、自然体験活動指導などを行う。地元の妙高戸隠連山国立公園や上信越高原国立公園の山々、北アルプス、八ヶ岳を中心に、山城跡や古道なども広く案内している。
参加費: | 12,000円(税込)+テント場利用料2,200円(1人)+各レンタル料 |
参加者: | 12名(募集12名、申込者16名) |
■活動レポート
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JAPAN TRAILを舞台とした初の講習会を開催。まずは事前オンライン講座で、テント泊登山に必要な装備や道具の確認、パッキングの方法などを学ぶ。また、JAPAN TRAILアプリの使い方もレクチャー。当日までの宿題も与え、あとは各自で準備に励むこととした。 |
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実践編1日目。長野県と群馬県の境にある車坂峠に集合。中央分水嶺からのスタートだ。テントを含めて10kg以上の荷物を担ぎ、バランスを崩さないようザックのフィッティングをしっかりと行う。これから2日間の山旅が始まる。 |
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梅雨時期にしては天候に恵まれ、雄大な活火山・浅間山の眺めを楽しむ。他の登山者も大勢いたため、ぶつかって転倒しないよう注意して進んだ。 |
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浅間山の外輪山を縦走する。ピークは4つあり、どこも眺望が素晴らしい。だんだんと浅間山に近づいていき、Jバンドからは急な下りが始まる。細心の注意を払いながら賽の河原、湯の平と過ぎ、避難所となっている火山館に到着。館長との会話も弾んだ。 |
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森を抜けていると、カモシカの親子に遭遇。野生動物を生で見られて大興奮。途中、アブの大群にまとわりつかれながらも、なんとか宿泊地の天狗温泉に到着した。 |
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キャンプサイトには炊事スペースもあり、各自でワンバーナー料理を作る。こだわりのレシピを見せ合うのが面白い。好きな人はお酒を飲みながら静かな夜を楽しんだ。 |
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2日目は小諸駅まで一気に下るルートだ。昔歩かれていた浅間山へ通じる古道を歩く。途中講師から自然観察のレクチャーもいただきながら山から里へ向かっていった。 |
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観光農園で有名な松井農園にて休憩タイム。巨大なソフトクリームを食べて、火照った体を冷ました。季節によってはリンゴやブルーベリー狩り、釣りも楽しめるスポットだ。 |
クリックして拡大 | 里山から小諸の市街地へ。いよいよゴールが近づく。有名な北国街道の1つ脇の道を歩くと、地域の生活が見えてくるのが面白い。かつてあった小諸城の玄関となる大手門を抜けて駅でフィニッシュ。しみじみと達成感を味わいながら、JAPAN TRAIL体験講習会は幕を閉じた。 |
■参加者の声(アンケートより)
- 重い荷物を背負って歩き、とても充実した2日間だった。
- これからJAPAN TRAILをたくさん歩いてみたい。