【報告】ロングトレイルハイカー入門講座2023 (5)
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開催日:2023.09.23~09.24
【報告】ロングトレイルハイカー入門講座2023 (5)
イベント

第5回 テントに泊まって縦走しよう


日 時:
2023年9月23日(土)10時~24日(日)14時
内 容:
1日目(実習) 車坂峠~高峰山~湯の丸キャンプ場(約9.3km)
2日目(実習) 湯の丸キャンプ場~烏帽子岳~湯ノ丸山~地蔵峠(約7.5km)

堀江 博幸■講師
堀江 博幸 (アサマフィールドネットワーク代表、アウトドアプランナー)
千葉県出身。2002年、東京での銀行員の仕事に区切りをつけ、浅間山麓に移住。2006年、プロのネイチャーガイドとして〈アサマフィールドネットワーク〉を立ち上げ、浅間山麓の魅力を存分に散りばめたネイチャーツアーを開催。独自のアウトドア感覚で楽しめるツアーは首都圏を中心に口コミで人気が広がり、リピーターが絶えない。近年はアウトドアや農業を切り口にしたコミュニティ作りを進めている。

参加費:
8,000円(他キャンプ場使用料やテントレンタル代など)
参加者:
14名(定員 20名 申込者 45名)

■活動レポート 1日目
講師はアサマフィールドネットワークの堀江氏。スタートから小雨が降る中、テント泊の装備品をパッキングするコツを解説した。1日の行動をイメージし、使う順番や装備品の重さなどを考えてザックに詰め直した。その後、重いザックを背負い、高峰山へ向けて出発した。
 
荷物が重いため歩くペースが遅くなり、湯の丸キャンプ場には予定より1時間遅れで到着。日の入りで周辺が暗くなる前に、急いで設営場所の選び方からペグの打ち方など、テント設営の基本を習う。その後各自で設営場所を探し、苦戦しながらも日没前には全員がテントを張り終えることができた。
 
テント泊の楽しみの1つでもある夕食タイム。それぞれバーナーやクッカーなどを使いながら手早く準備する。簡単にできるカップ麺から手の込んだ山飯まで、お互いがどんなご飯を作っているのか見て回りながら談笑する時間となった。夜は星が綺麗に見えたので、翌日の冷え込みの厳しさが予想できた。

■活動レポート 2日目
朝は予想通り氷点下に近い寒さで目を覚ました。テントには、外気温との差で大粒の結露ができていた。濡れたテントの取り扱い方や撤収のコツを教えてもらい、パッキングを行った。
 
晴天の中、まずは烏帽子岳へ向かう。テントを入れたザックは想像以上に重く、歩くスピードが落ちて体力も消耗していく。尾根歩きは風が強く、荷物のバランスを取るのが難しい。参加者は慎重に足を進めた。
 
烏帽子岳の次は湯ノ丸山を目指して縦走する。疲労がピークに達する中、最後の体力を振り絞って登る。
山頂でお昼を済ませ、地蔵峠まで下りてゴール。テント泊と縦走の両方を体験するのは体力的にきつかったが、とても貴重な経験になったようだ。

■参加者の声(アンケートより)
  • テントの張り方や、撤収の基本を実地で教えてもらえて良かった。
  • 縦走体験では荷物が重たく、2日目の登山は大変だった。
  • 初めてのテント泊の経験は、今後の登山に活かせそうだ。
  • 講師が根気強く、丁寧にテントの張り方をレクチャーしてくれた。
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