【報告】第1回ロングトレイルハイカー入門講座
開催日:2017.06.10~06.11
事業報告
【報告】第1回ロングトレイルハイカー入門講座
イベント

事前準備と歩き方を知ろう

日 程 :
2017年 6月10日(土)~11日(日)
参加人数: 19名

■プログラム

1日目(机上):
ロングトレイルとは何か、計画、装備の基本、歩き方(ストック含む)
2日目(実習):
浅間・八ヶ岳パノラマトレイル「千曲川コース(約15km)」

 

昨年度に引き続き、ロングトレイルについて基礎から学ぶ講座を開講した。まずは日本ロングトレイル協会会長の節田重節氏による、ロングトレイルについての講義。日本のロングトレイルブームに始まり、世界各地のロングトレイルの紹介など、内容は多岐に渡った。
 
続いて山口章氏による、「ロングトレイルの歩き方」。前半は準備編として、ロングトレイルを歩く際に調べておくべきことや、持っていくべきものなどを教わる。実際に講師が持ち物を見せながら解説したことで、わかりやすかったようだ。
 
後半は実践編として、ストックを使った歩き方を学ぶ。まずは階段の上り下りで使用してみる。講師からアドバイスを受け、慣れてきたところで敷地内の散策路を歩いた。15分ほどではあったが、使ったことのない参加者も感覚をつかめたようだ。
 
夜は夕食と懇親会を兼ねて、ウェーバーを使ったビア缶チキンや、ダッチオーブンで作ったポークトマトシチュー等で乾杯し、交流を深めた。

 

2日目は実習。浅間・八ヶ岳パノラマトレイルの千曲川コース(計15キロ)を歩く。アップダウンの多いコースだが、天気に恵まれ足取りは軽い。
 
道端には、御牧ケ原の名産、白土馬鈴薯の花がちょうど咲いていた。このあたりの雨の少ない気候と強粘土質の土が、ジャガイモの旨みを引き出すという。
 
懐古園は、小諸城跡に明治時代に作られた公園。小諸城の特徴である、城下町より低い位置に城を築いた「穴城」は、日本唯一と言われている。
ここで昼食休憩。遠方からの参加者が多く、昼食後に園内を散策する姿も見られた。
 
このコースの最大の見どころは、氷集落にある風穴。特別に中に入らせてもらうと、「涼しい!」と歓声が上がる。天然の冷蔵庫を体験し、ゴールへと向かった。

 

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