【報告】第3回ロングトレイルハイカー入門講座
開催日:2017.09.09~09.10
事業報告
【報告】第3回ロングトレイルハイカー入門講座
イベント

トラブル対処法を身につけよう

日 程 :
2017年 9月9日(土)~10日(日)
参加人数: 10名

■プログラム

1日目(机上):
救急法、セルフレスキュー
2日目(実習):
春日温泉~望月宿~安藤百福センター(約20km)

 

第3回のテーマは「トラブル対処とファーストエイド」。参加者にこれまで経験したトラブルについて質問してみると、道迷いや滑落など、かなり経験していることがわかった。
 
他人事ではないぞ、と講義中こまめにメモを取り、講師の説明に聞き入る参加者たち。テーピングは時間の関係で学ぶことができず、残念だったという声が多かった。後半には、第2回同様、日本ロングトレイル協会の中村達代表理事より、国内や海外のトレイルの紹介があった。
 
懇親会は、前回までと趣向を変え、屋外で行った。杉の板を使ったプランクバーベキューで鶏肉を焼くと、しっとりと仕上がり、参加者からは感動の声があがった。
ほかにも自分で揚げる串カツやバーニャカウダなど、セルフサービスの料理を立食形式で楽しんだ。

 

2日目は、浅間・八ヶ岳パノラマトレイルの蓼科コースに挑戦だ。約20キロのコースで、春日温泉から安藤百福センターまでの道のりを、歴史をつなぎながら歩く。
 
かつての勅旨牧のひとつだった望月。満月(望月)の頃に朝廷に馬を献上する「駒牽の儀」において、優秀な馬を多く輩出したことからその名が付けられたという。そのため、マンホールには馬がかたどられている。
 
望月は石仏の里でもある。祠を含めると3000体を越えるといわれており、道のあちこちに道祖神や庚申塔などが立っている。万治の石仏と呼ばれる大日如来像は、同じ名前の下諏訪の石仏と比べると高さ60センチほどと小さく、可愛らしい。
 
きつかった!という声もあったが、そのぶん達成感はひとしお。天気に恵まれ、満開のそば畑やコスモスの花、黄金色に輝く稲穂など、里山の秋の景色を楽しむことができた。

 

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