開催日:2010.11.14~11.14
第2回 自然体験入門講座
雪山歩き
主催:安藤百福センター
対象者
一般 2010年11月14日(日)、「雪山歩き」をテーマとして、第2回 自然体験入門講座を開催した。
NPO法人蓼科・八ヶ岳国際自然学校理事長の米川正利氏をお招きし、山岳ガイド歴40年の様々な経験から、冬山の楽しさや安全管理について、お話をいただいた。
米川氏は、冬山の八ヶ岳というフィールドを例として、人気のあるスキー・スノーボード以外にも、雪があればどこでも歩けるスノーシュー体験や、いろいろな動物たちの足跡を発見して、どんな動物が歩いたかを想像することも、雪山ならではの楽しみであると述べ、詳しい足跡の説明もされた。
また、楽しいことの反面、雪崩や遭難などの危険があるため、安全管理についてはじっくりと、写真を見せながら、様々な事例を紹介した。特に、初心者が気をつけるべきことは、もし遭難した場合は、救助の連絡をした後、なるべくその場から動かずに、救援隊が到着するまで待つこと、また、仲間を助ける前に、まずは自分の安全を確認することも大事であるということを説明した。
最後に、初心者が雪山を歩くために最低限必要なことは、地図が読めるようになること、様々な危険を理解すること、そして、雪山を楽しむことが大切だというお話をいただいた。
米川 正利 氏 |
会場の様子 |